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長期優良住宅化リフォーム推進事業

2015年9月27日
  国土交通省は7月18日、今年度予算事業である「長期優良住宅化リフォーム推進事業」のうち、全評価項目でS基準(新築の長期優良住宅と同程度水準)を満たすリフォームに上限200万円を補助する評価基準型の募集を開始しました。応募締切日は8月20日で、採択結果は9月上旬に決定される予定です。
 同事業は、「つくっては壊す」から「ストックをきちんと手入れして長く大切に使う」社会への転換に向け、昨年度補正予算より創設されたもので、住宅の長寿命化を図る優良なリフォームについて費用の一部が補助されるものです。
 今回の募集で対象となるのは一戸建住宅および共同住宅で、主な要件は、①リフォーム前にインスペクション(住宅検査)を実施すること、②リフォーム工事により「劣化対策」「耐震性」「省エネルギー対策」「維持管理」など全ての評価項目でS基準を満たすこと、③登録住宅性能評価機関よりS基準に適合していることの証明を受けること、④工事後に維持保全計画を作成することなどと定められています。対象となる工事は来年2月末までに着工し、3月末までに完了するもので、補助率は工事やインスペクション費用などの3分の1で1戸当たり200万円が補助の上限となります。
 同事業は、今年の2月と4月にも評価基準型の募集が実施されましたが、いずれも求められた性能向上水準はS基準より低いA基準であり(上限補助額は100万円)、ハイレベルな性能向上リフォームが求められるのは今回が初となります。なお2月募集分は、応募数1・E・,151戸に対し採択は6,458戸、4月募集分は、応募数1万153戸に対し採択6,256戸という結果となっています。
 国交省では「認定長期優良住宅制度」の既存住宅版の制度化を目指しており、2015年度中に告示化される意向が示されています。告示では、今回のオールS基準が素案となることが考えられ、今回募集される推進事業は制度確立に向けた検証という意味合いがあります。なお、同推進事業は2013年度から3年間に渡って実施される計画で、来年度も募集される予定です。